女性が離婚を後悔してしまう理由＆気持ち

離婚した女性の中には、後になって離婚を後悔してしまうこともけっこうあるようです。それはどんな理由からなのでしょうか？また、その時女性はどんな気持ちでいるのでしょうか？

1. 自分の悪いところに気づいたから

離婚をした瞬間は冷静さを失っていても、時間が経つと問題に対して落ち着いて向き合えるようになってくるものです。
元夫が離婚の原因を作った場合、相手を責めるだけ責めてそのまま勢いで離婚を決めてしまうこともあるでしょう。しかし、時間が経つと「寂しい思いをさせてしまった私もいけなかったかも」とか、「もっと魅力的な妻でいればよかったのかな」というように、自分の悪いところや足りないところに気づいたり、謙虚に受け止めることができるようになったりします。

その時きっと、感情に任せてすぐに離婚を決めてしまったあの日の自分を悔やむことでしょう。
相手の言いぶんをちゃんと聞かないままだったならなおさら、申し訳ない気持ちでやり直したいと感じます。しかし、力いっぱい自分から離婚を突きつけてしまった手前、今さら復縁なんて都合のいいことは切り出せません。
「今ならやり直せるかも」と思っても、相手の反応が怖い上に「身を引かなきゃ」という気持ちも邪魔してやり直そうとは言い出せないままです。

2. 生活費がキツいから

今まで共稼ぎで家計のやりくりをしていたのであれば、自分だけの稼ぎで生活費を捻出するのはキツいと感じることもけっこうあるでしょう。
収入が少ない女性なら「こうなることをもっと見越しておけばよかった」と悔やむようになります。キツくなるのがわかっていたらそもそも離婚を留まっていたかもしれませんし、慰謝料や養育費ももう少し要求しておこうと思えたかもしれません。

高収入の女性であっても、生活レベルを下げるのにはとても苦労するため、余裕のある暮らしと感じるには簡単なことではありません。
ですから、なかなかやりくりがうまくいかない不安やイライラに襲われてしまいます。そして、離婚前の生活が恋しくなり、「気持ちは冷めたままでもあの時のままでいればよかった」と悔やみます。

3. 寂しさや不安に襲われるから

離婚してひとりになった女性は、夜中や仕事が休みの日などに急にひとりの寂しさや不安に襲われることもあります。
話し相手がいないとか、具合が悪くても看病してくれる人がいないなどという孤独感に気づくのは、決まって離婚してしばらく経ってからのことです。別れた時は「ひとりになれて清々するわ！」と思っていたのに、常にひとりじゃさすがに辛すぎるのです。

また、将来のことをひとりで考える瞬間も同じような気持ちになり、「離婚は早まったかな」と後悔してしまうこともあります。
孤独死に対する不安、両親の介護の問題、定年後の生活費はどうするか…夫婦なら問題になるほどでもないか、話し合ってクリアできた問題ばかりです。しかし、ひとりだとどうしたらいいのかわかりません。