別れる理由を言わない相手が隠している本当の気持ち10選

別れ話をするとき、彼が別れる理由を言わないことがありますよね。男性は彼女と別れるとき、確実に別れるためor余計なトラブルを避けるために敢えて別れる理由を言わないことがあります。

ですが、理由を黙って別れられることほど納得できないものはありませんよね。これでは復縁に向けての努力もままなりません。

この記事では、別れる理由を言わなかった元彼が隠している本当の気持ちについて考えていきます。

心変わり。あなたではなく、他に好きな人ができたから

別れる理由を言わないのは、彼があなた以外の女性を好きになってしまったからかもしれません。男性にとって、「他の女性を好きになった」という理由で彼女に別れを切り出すのは結構気まずいことなのです。

付き合っていないとしても、他に好きな人ができただけで男性は何だか浮気をしているような気持ちになってしまいます。彼女が自分のことを好きでいてくれるなら尚さら、彼女の気持ちに応えられないことに罪悪感を抱くでしょう。

心変わりしてしまったと告げれば彼女を傷つけ、泣かしてしまう恐れもあるため、敢えて何も言わずに別れようとするのです。

また、早く彼女と別れて本命の人に罪悪感なしでアプローチしたい…と考えるため、何も言わずに別れることだけを告げるパターンも考えられます。

マンネリや気持ちの変化であなたへの愛が冷めていたから

恋人にマンネリ化はつきものです。デートコースがいつも同じだったり、会話も似たようなものばかりだったり、付き合ううちに付き合いたての頃のような新鮮味がなくなっていったり…。

こうしたマンネリを感じたとき、男性は何も言わずに別れを切り出すことがあります。「マンネリ」と言えばまだふわっとした印象ですが、「飽きた」と取られてしまえば何だか気まずいものですよね。そんなことを考えると、なかなか素直に「マンネリ」を別れの理由として告げられないのです。

一緒にいるうちに新鮮味が減って恋人として愛せなくなってしまった相手とは、今後も恋人を続けていく気にはなれません。そのため、早く彼女との恋を終わらせて新たな恋を探したいと別れを切り出しています。

最近、ふたりの関係がマンネリ化していなかったかよく思い出してみてくださいね。

付き合っている内にお互いの価値観の違いに気づいたから

価値観の違いは恋人が別れを切り出す大きなターニングポイント。もしも付き合っていく中で恋人と自分の価値観の違いに気づいてしまうと、今後も恋人を続けていく自信がなくなってしまいます。

あなたと恋人の価値観は、しっかり合っていましたか？些細なことでもめたり、相手から否定されるor相手を否定するような場面はなかったか思い出してみましょう。

もしも元彼があなたとの価値観の違いに気づいてしまうと、それが原因で別れられてしまいます。価値観が違うということは「相手に何を言っても理解してもらいづらい」ということ。そのため、別れる理由も「どうせ理解してもらえないから」という理由で素直に話してくれません。

別れ話のときに、理解してもらうことを諦めたような顔・声音で彼が理由を黙っていた場合は、価値観の違いも考えられます。

性格が合わない、どうしても許せない一面があったから

彼と付き合う中で、彼と性格が合わないと感じた場面はありませんでしたか？性格の合わない相手と恋人になると、一緒にいてストレスを感じてしまったり、「許せない」と思う一面が出てきます。

相手との性格の違いを感じる場面は、ふとした些細なことがきっかけで訪れます。あなたが何気なく使った言葉が彼の心に引っかかったり、あなたの些細な行動が彼のポリシーに反していたり…。

彼女の性格が合わないと感じたとき、男性は「ここを直してほしい」と相手に言うよりは「もう別れよう」と考えます。性格が違うのにわざわざ付き合い続ける必要はないし、彼女の個性を否定するような気がしてなかなか「直して」とは言いにくいのです。

性格の違いはどうしようもない問題ですから、別れるときの理由としては「言っても言わなくても同じ」と考える人は、本心を隠して別れたがります。

とにかく一人になりたい。恋人の存在が煩わしくなったから

恋人と付き合いだすと、一人でいたときと比べて生活にあらゆる拘束が生まれます。一人で好きなことや趣味にあてる時間が減りますし、デート代やプレゼント代などで出費もそこそこにかさみます。

こんな状態を続けたとき、恋人と付き合う生活よりも一人で生活することの方が魅力だと感じる人もいます。「恋人はいらない。一人になりたい」と感じた男性は、何も言わずに彼女に別れを切り出します。

「一人になりたい」ということは、あくまで「恋人がいらない」のであって、彼女自身を全否定するものではありません。ですから、「一人になりたい」と言って別れを切り出しても「じゃあ一人の時間を増やすから」と彼女から別れを引き延ばされる可能性もあるのです。

また、単に「恋人の存在が煩わしい」と告げることで、罪悪感を覚える人もいます。そのため、一人になりたいことを隠して別れようとする男性がいるのです。

恋人ではいられるけれど、結婚相手にはなれないと感じたから

別れ話をされる前、彼が結婚や家族について深く考えさせられる出来事と直面しなかったか思い出してみてください。身近な人の結婚式だったり、ホームドラマを見ていたときだったり…きっかけはたくさんあります。

結婚について真剣に考えたとき、男性の中には「恋人にはなれる人」と「結婚したい人」という別のくくりが生まれます。結婚するということは、これからの長い人生を共に歩んで行くということ。

結婚を前提として考えたとき、自分の今付き合っている彼女を見て「恋人にはできるけど結婚はできないな」と感じることもあるのです。

彼に結婚願望がある場合は「結婚できない恋人とはさっさと別れて、結婚できる女性を探そう」という考えが生まれます。

恋人として彼女に接するのが面倒くさくなったから

男性の中には、もとから恋愛に向かないタイプの人もいます。恋人をつくって付き合い始めた瞬間から、彼女を「恋人扱い」して気を遣うことに疲れてしまうのがそのタイプです。

特に男性は、女性をエスコートしたり機嫌を取ったり積極的にアプローチしたり…何かと求められることが多い存在。次々に何かを求められることに対して辟易し、別れを決断させられるのです。

もちろん「恋人が疲れた」とは本人には言えません。言えば相手を不愉快な気持ちにさせ、怒らせたり泣かしたりしてしまかねません。

別れる前、彼に何かを求めすぎていなかったかどうか振り返ってみましょう。彼を疲れさせる言動があった場合は、それを克服しない限りは復縁は難しいでしょう。

いろいろなことを我慢させられ、ストレスが溜まっていたから

恋人と付き合うことは楽しいことばかりではありません。人によっては我慢させられることもあるでしょうし、恋人がいる人ならではのストレスを抱える人もいるでしょう。

もしもあなたの彼があなたと付き合うことでストレスを感じていたのなら、それが原因で別れを切り出されたのかもしれません。

例えばゆっくり休みたい日に限ってデートに誘われたり、行きたくもない場所に無理をして付き合ったり…こうした我慢の積み重ねは、やがて恋人へのストレスとして蓄積されます。

彼の意思を尊重した関係でいられたか、彼にばかり我慢させるようなことはしていなかったかどうかを振り返ってみると良いですね。

溜まっているストレスが大きいと、「もう一刻も早く別れて彼女から解放されたい」という思いから、まともな理由を告げずに別れられてしまいます。

本当は付き合う前から好きではなかったから

もしかしたら彼があなたと付き合っていたのは、本当にあなたを好きになったからではないのかもしれません。

「信じられない」と思う人もいれば「分かる」と思う人もいますが、好きでもない相手と付き合うということは珍しいことではありません。例えば恋人と別れたばかりで失恋の傷を癒すために適当な人物と恋人になったり、誰でも良いからただ「恋人」が欲しいという理由で付き合ったり、告白されたから成り行きに任せて付き合ったり…。

もちろん誠実な態度とは言えませんよね。本人もそれを自覚しているからこそ、好きでもないのに付き合った相手とは、別れるときに本当の理由を言わないことがほとんど。

ちなみに元から好きではなかった恋人と別れるときは、他に本当に好きな相手ができた場合が大半です。

束縛など…相手のことを重たく感じるようになったから

別れた元彼と付き合っていたとき、彼を束縛するようなことはありませんでしたか？束縛というのはされる側に多大なストレスを与える上、困ったことにする側は自覚しづらいのが現実。

• 頻繁に連絡をする
• 連絡に返事がないと怒ったり拗ねたりする
• 彼の周りの女性に敏感になる
• 逐一、彼の行動を知りたがる

…こんな振る舞いに自覚のある人は、もしかしたら知らない間に彼を束縛していたのかもしれません。

彼女に束縛されてしまうと、彼は「早く解放されたい」という気持ちから何も言わずに別れを切り出します。余計なことを言ってトラブルを招くよりは、何も言わずにさっさと別れたいと思うからです。

また、愛情表現が重たい女性に対しても、男性は理由を言わずに別れようとする傾向があります。重たい女性に「重たい」と告げると、「悪いところは直すから」とさらに重たく食い下がられるリスクがあるからです。

まとめ

実は別れ話をするとき、本当の理由を話してから恋人と別れようとする人は少数派です。何故なら、本当の理由を言ってトラブルになるのを避けたいから。少しでもスパッと爽やかに別れたいと思うからこそ、嘘を言ったり本音を隠して別れようとするのです。

もしも別れた元彼との復縁を望んでいるのであれば、まずは彼の本気を見極めることが大切。別れる前の彼の言動や行動、別れ話のときの態度をよく思い出しながら、彼が別れたいと思っていた本当の理由を探りましょう。第三者に相談してみるのも良いでしょう。

彼の本心さえ分かってしまえば、それを克服することが復縁への近道になります。復縁のアプローチをするなら、まずは彼があなたと別れざるを得なかったことを改善してからすると、上手くいきやすいですよ。