失恋してから涙が止まらない…辛さを和らげて心を癒す3つの方法

失恋して、涙が止まらない。何をしても大好きだったあの人のことを思い出してしまい、涙がこぼれてしまう。そんな経験はありませんか？
相手に対する愛情が強ければ強いほど涙が止まらなくなってしまうのは仕方ありませんが、この辛い気持ちは早く和らげたいですよね。そんな失恋したてで心が傷ついている人に向けて、失恋の辛さを和らげて心を癒す方法を3つお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。

どうして失恋すると涙がこぼれるのだろう

失恋をして涙が止まらなくなる人は多いですが、ではどうしてそのような状態に陥ってしまうでしょうか。それは、突然のショッキングな状況に脳が追いつかず、涙としてストレスを発散しようとしている可能性が高いからです。
別れの前兆はあったとしても、いざ本当に破局してしまうとなると、心は多大なストレスと受けます。多くの人にとって、失恋は心に大きな負担を与える出来事。あまりにも辛すぎると、脳がキャパを超えて処理できなくなります。
その時に、涙という形であふれ出たストレスを処理しようとするのです。そのため、失恋をして涙が止まらないのは全くおかしいことではなく、自然な現象だと言えます。

失恋して涙が止まらないのは悪いことではない

涙には、心のデトックス作用があると言われています。失恋のような悲しい出来事の時にでも涙はこぼれますし、映画を観て感動した時、サプライズをされて嬉しかった時にも涙はこぼれます。失恋をして涙が止まらない、それ自体は悪いことではありません。失恋で負荷がかかった心を落ち着かせるために、涙を流すのは必要な行為です。
しかし、あまりにも涙が止まらない期間が長引いたり、生活に支障がでたりするようでは良い状態であるとは言えません。仕事や学校生活に響くのであれば、一刻も早く精神状態を改善し、失恋の辛さを和らげる必要がでてきます。涙が止まらずに悩んでいる人は、どのくらい重症化しているのかを考えてみると良いかもしれません。

失恋の辛さを和らげる3つの方法

それでは実際に、失恋の辛さを和らげ涙を止める方法を3つお伝えします。最初に少しお伝えした通り、涙が止まらないこと自体は何ら悪いことではありません。ストレスを発散するのに必要な行為だからです。そのため、無理に涙を止める努力をする必要はないでしょう。
ただ、一刻も早く失恋の辛さを和らげて、この苦しみから脱却したいと願う人は多いはず。そんな人は、ぜひ今からお伝えする3つの方法を参考にしてください。

1.とにかく色々な人に話を聞いてもらう

失恋の辛さを和らげるのに手っ取り早い方法が、とにかく色々な人に話を聞いてもらうということです。もしかしたら有益なアドバイスをもらえるかもしれませんし、アドバイスをもらえなかったとしても、人に話すことで心がスッキリすることもあります。
信頼できる家族や友人であれば、本気で辛い時は近くで支えてくれるはず。失恋の辛さを経験したことのない人は少ないと思いますので、きっと何らかのアドバイスをくれるでしょう。
また、実際に辛さを口に出すというのは、ストレスを発散することにも繋がります。特に女性は男性と比べてお喋り好きな人が多いため、誰かに口に出して話しているうちにいつの間にか涙が止まっていることも。

2.付き合っていた頃の思い出は全て捨てる

思い切って付き合っていた頃の思い出を全て捨てるというのも、失恋の辛さを和らげて涙を止めるのに効果的。いつまでも身近に2人の思い出の品があれば、ふと付き合っていた頃の思い出が頭をよぎり涙が止まらなくなってしまいます。
どこか見えないところに思い出の品をしまい込むのも良いですが、新たに前を向くために全て捨ててしまってはいかがでしょうか。
失恋した時に断捨離する人は多いですが、それは不要なものを捨てることで運気を高めるため。いつまでも古い物に固執していると、気持ち的にもなかなか次のステップに踏み出せないもの。今までの楽しかった思い出、そして自分自身とけじめをつけるためにも思い出の品を捨てるのは効果的です。

3.元恋人のことが思い出せないくらい忙しく過ごす

涙を流す暇もないくらい忙しく過ごすというのは、失恋から立ち直るのに最適な行動です。涙が止まらない時というのは大抵、暇なときや周囲に人がいない時。1人で物思いにふける時間があるからこそ、つい元恋人のことを思い出してしまい涙が止まらなくなるのです。
だとすれば、元恋人のことを考える時間がないくらい忙しく過ごすのが解決策だと言えるのではないでしょうか。仕事に打ち込むのも良いですし、趣味やサークルに時間を費やすのも良いでしょう。
特にこれといって打ち込む物がない人は、家族や友人といる時間を増やすと良いかもしれませんね。周囲に人がいれば、涙が止まらなくなることはそうそうないはず。

辛いときは思いっきり落ち込むのが大切

失恋で涙が止まらず悩んでいる人は、ぜひ上でお伝えした3つのことを参考にしてください。ただ逆説的な話にはなりますが、失恋の辛さを和らげるには、涙が涸れるまで思い切り涙を流すのも大切です。
失恋した直後は、最低でも数日間は失恋の辛さと向き合って涙を流しても良いのではないでしょうか。無理に強がって「自分は大丈夫」と言い聞かせてしまうと、気持ちの整理が追いつかず、辛さが長引いてしまう可能性も。
自分の辛いという気持ちを認め、それに向き合う。そのために涙を流す期間を設けるのも大切です。そして、思い切り泣いて落ち込み終わったら、もう後ろを振り向かない。そういった心の切り替えが、失恋から立ち直るには重要です。

失恋の辛さが消えない時の心の保ち方

涙が止まり始めて、徐々に冷静になれてきた。しかし一向に失恋の辛さが消える気配は感じられない。そんな時の心の保ち方を紹介しようと思います。
現在失恋したばかりで辛い人は、この辛さがずっと続くのではないかと不安を感じているかもしれません。ずっと暗闇の中にいるような感覚で、苦しい日々を送っている。そんな人は、今からお伝えする2つのことを忘れないよう意識してください。

辛いのは今だけだということを理解する

まず初めに断言できるのは、辛い時はずっと続かないということ。この辛い期間も、いずれは終わりがきます。それがいつになるかはわかりませんが、一生続く苦しみではないということを覚えているだけで、少し心が軽くはなりませんか？
涙が止まらないこの時期を乗り越えることで、以前よりも精神的に強くなった自分に出会うことができます。また、大切な人を失うという経験を通して、次に付き合う人をより一層大切に扱うことができるのです。別れてしまった恋人と復縁するのか、それとも新しい人と付き合うことになるのか。どちらにせよ、この失恋の経験を生かして、次は幸せな恋愛ができるはずです。

本当に縁がある人とはもう一度出会うことができる

少しスピリチュアルな話に聞こえますが、本当に縁がある人とはもう一度出会うことができるとよく言われています。これを確かな話として信じるかどうかはさておき、そう信じておくことで気分が晴れるはず。失恋したことにも意味があり、「今は交際するべき時ではなかった」と考えてはいかがでしょうか。
逆に言えば、本当に縁がある人はもしかしたら別にいるかもしれないということ。失恋してしまったその人たった1人にこだわり、周囲にいる本当に大切な人を見失ってしまうのはもったいないです。これを機に、周りにいる人に目を向けてみても良いのではないでしょうか。もしかしたら、本当にご縁のある人がいるかもしれません。

まとめ

失恋をして涙が止まらない。この辛い気持ちを早く和らげたい。そんな人は、ぜひ今回の記事を参考にしてください。失恋して涙が止まらないことは悪いことでも恥ずかしいことでもなく、それだけ本当にその人のことを好きだったという証。その気持ちは誇るべきものであり、ぜひ自信をもってほしいと思います。
ただ、いつまでも後ろを振り向いていても良いことはありません。未来の自分が幸せになるように、めいっぱい落ち込んだら後はスッキリと前を向いて歩き出しましょう。辛いことの後には、必ず良いことがある。どん底の期間を乗り越えれば、また1つ成長できるはず。そう信じて、また次の恋愛への一歩を踏み出して欲しいと思います。