元彼から復縁を願うってどういうこと？復縁を願う男性心理を徹底解説

本当に人間の気持ちはいつも同じではありません。

その瞬間に考えた選択は一番の選択だと思っています。だけど、時間が過ぎ、自分の取り巻く状況が変わると、一番の選択と思っていた選択がそうではないと感じてしまうことがよくありませんか？

元カノと別れることができて清々し、しばらくは自分のやりたいことをしてすごい楽しくやっていたのにある時から、やたらと元カノのことが頭に浮かんでくる……やばいなと思うのですが、頭の中で過去の産物となっていた元カノの笑顔が日増しに大きくなっていくので本当に、やばいんです。

元カノと別れておいて、再び、元カノと復縁を願う元彼の心理を読み解いてみましょう。

元カノと別れたばかりの元彼は復縁を願うどころか、開放感に浸りまくっている？

元カノに振られた辛い思い出も、元カノを振って元カノを傷つけたと懺悔した思いもだんだん、薄くなり、再び、平常な日々がやってくると、吹っ切れて色々、新しいことを始めてみたくなります。もう、開放感も満載です。

これはこれで、元彼にとっては過去を完全に忘れられるチャンスです。前向きに取り組もうとします。

別れた元カノの存在が自分の日常から消えていくのを感じても平常心を保てるようになることは、前に進まなくてはいけない元彼にとって必要なことです。

元カノのことを忘れたかのように新恋人とルンルンする元彼

元カノと別れ、一通りの1人遊びも少しの孤独もそれなりに満喫した後、元カノと別れるまでにずっと恋人がいた元彼であれば、やはり、新しい恋人を求めるようになります。１人になって開放感に浸りながら自由を満喫したことも楽しかったけれど、恋人がいたらいたでまた違った楽しさがあります。

新恋人との日々の全てが新鮮で楽しくて、元カノのことは頭に全く過ることがなくなりました。

元カノと別れたばかりの頃は、「どうしてるかな？」とか、「元気でいるかな？」と考えることもあったのですが、新恋人との関係が密になればなるほど、元カノの影がどんどん薄くなっていきます。

この新鮮で楽しい日々が、永久に続くような気さえしてくるほど充実しています。

仕事や自分の好きなことに夢中・集中できる喜びに浸る元彼

元カノと別れ、その傷も癒えていくと同時に１人という身軽さも手伝って、元カノがいた時はしたくてもできなかった趣味を始めてみます。また、行きたくても行くことができなかった場所に行き、気の済むまで滞在してみたりと今までとは違う日々を楽しみます。

仕事にも集中できるようになりました。元カノがいた頃は夕方、元カノとの待ち合わせ時間に合わせて仕事をしていたようなもので、心底、仕事に集中したくてもできないことも多々、ありました。

元カノと別れてからは、夜、誰もいないアパートに戻るぐらいなら、仕事をする方がいいと、残業も率先してやりました。そのおかげで給料もアップし、昇進もしました。

元カノと別れたのは確かに大きな痛手であったことは間違いありません。しかし、気持ちを切り替えて前に進むことができ、それなりの成果を上げることができたことは元彼にとってすごい自信につながったはずです。

まさか、後で、元カノと復縁を考えるようになろうとは全く考えもしない、新鮮で楽しい日々の連続です。

元カノと別れ、新しいことを一通りやった後の元彼の心理はどうなってる？

元カノと別れて失意の中で、何とか前を向いて進めるようになり、それなりの成果も出すことができた元彼は、このまま充実した日々が未来も続くと信じて疑いませんでした。

しかし、なかなかそうはいかないのが人生というものです。向こうから大小様々な山が、谷が押し寄せてきます。

この山や谷が元彼の前に立ちはだかり、それを越えていくのがしんどくなってくると、どういうわけか、新恋人の顔ではなく、ずっと遠のいていた元カノの顔が元彼の頭に過ってくるようになってきたのです。

新恋人との倦怠期を迎える、あるいはケンカした時、元カノと比較する

元彼と新恋人との日々はとても楽しく、元カノが興味を持たなかった元彼の趣味などにも新恋人は関心をもってくれるようになり、順風満帆に交際は続いていました。それでも、時々は小さな喧嘩もすれば、新恋人の我儘に辟易することがあります。もちろん、元彼も新恋人に無理難題を押し付けてしまうことも。

このように二人で喧嘩したり、逆に気遣いあったりしながら日々を過ごしていても、倦怠期はいつかやってきます。

これは彼らだけでなく、どんなカップルにもあることです。その倦怠期を乗り越えてこそ、素晴らしいカップルに成長していくのですが、倦怠期が長かったり、しょっちゅう喧嘩するようになってくると、元カノの顔が頭に過ることがあります。

そして、こんな時、元カノだったら、●●してくれたはずとか、元カノの方がよく気が利いたなどと、元カノが実物以上に元彼の中でだんだんと美化されていくのです。

仕事が上手くいかない時……落ち込む　新恋人ではなく元カノの声が聞きたくなってくる

誰でもそうであるように、仕事もいつも順調というわけではいきません。ずっと右肩上りだった営業成績も突如、下り坂になったり、営業先でトラブルに見舞われたりと、頑張っていてもその全てが裏目に出てしまうことがありますよね。

そんなときも新恋人ではなく、元カノの屈託のない笑い声が元彼の近くで聞こえたような気がしてきます。

「あー、○●（元カノの名前）の声が聞きたいなあ」なんて、マジに思ったりするんですよね。

元気なときはそうでもないのですが、特にメンタルな部分がやられてしまうと、過去の良かったことがしきりと思い出されてきます。

新恋人との軋轢、仕事の挫折、このようなマイナス的なことが身の上におこると、自分の気持ちを保持するために都合のいいことを思い浮かべ、少しでも精神を安定させようとします。

たとえば、元彼の場合は耳に優しく響く元カノの声、あるいは元彼が気に入っている元カノの表情などが落ち込んだ元彼の精神を安定してくれるんですね。元カノと別れる前は喧嘩ばかりしていたはずなのに……おかしなものですね。

元カノとなぜ、別れたのか自問自答を繰り返すことが多くなる？

最近、元カノのことを思い出すことが多くなった元彼。しかも、元カノと別れた理由まで考えることもあります。今さら、そんなことを考えても何の役にも立たないのにと元彼自身も考えて、元カノのことを頭から取っ払おうとするのですが、取っ払ってもすぐに元カノの顔が脳裏に浮かんできます。

本当に困ったことがおきてしまいました。

もう元カノは元彼の恋人ではないはずなのに、元カノにもし恋人がいるのなら、その恋人に対して嫉妬心まで……。

元カノをもっと大切にしておけばよかったと今更ながら感じる

元彼の頭にはもう、交際していた時の元カノ以上にステキな元カノができ上っています。

「こんなに良い奴と俺は別れてしまったのか」と。そして元カノをもっと大切にすればよかったと考えるようになります。もしかすると、大切にしていたかもしれないのですが、元カノへの強い思慕がそう思わせてしまうんでしょうね。

でも、まだ元カノとの復縁する考えにはいたっていません。とはいえ、新恋人もそんなに鈍感ではありませんから、理由はわからないけれど、元彼が「心ここにあらず」のような状態であることに気付き始めているはずです。

元彼は新恋人を決して嫌いになったわけではないのですが、元カノのことが頭から離れなくなっているのです。

元カノと復縁はしたいと切実に願うようになった元彼の心理はどうなってる？

もうどうしていいかわかりません。元カノを思う気持ちが強くなっています。ここでは元彼に新恋人がいるというシチュエーションで話を進めていますが、新恋人がいない元彼であれば、新恋人がいる元彼よりもシンプルに元カノとの復縁を願う心理があると思います。

しかし、新恋人がいる元彼は新恋人のこともきちんと考えなければ、元カノ、新恋人、両方に不誠実になります。元彼は、二度と失敗はできないという緊迫した心理状態になっています。

やっぱり元カノが一番！　会っていない間に元カノのことが前よりも好きになっていた

すごく考え悩んだけれど、やっぱり元カノが一番、好き！

しかし、思うままに、素のままに突っ走ってはいけないと思えるほど元彼が精神的な成長を遂げているのなら、元カノと復縁を実行する前に現在、気持ちが冷めかけているとはいえ、れっきとした元彼の恋人である彼女のことを一番に考えることが大切と考えるはずです。

今度こそ、失敗したくない、というか失敗はできないのです。自分だけが傷つくのではありません。ここで一番重要なのは、元彼の新恋人です。

元カノとの復縁を望んでいても、新恋人との関係を解決できるまでは、元カノとの復縁に向けて動くべきではありません。とにかく順番を間違えずにきちんと解決し、全てが終ってから、元カノに復縁を求めるべきだ……これが、色々な経験を重ねてきた酸いも甘いも噛み分けられる男性の正しい心理です。

まとめ

本当に人の心は移ろいます。絶対に別れないとその瞬間は考え、この気持ちが延々と続くとそのときは思うんですよね。

恋人と別れること前提で恋愛を始める人なんていないし、二人が盛り上がっている時はいつか来る別れなど心の片隅にもありません。しかし、そのような状態が続くとは限らないということ、心は変遷していくものだということを恋愛や別離の反復で理解していきます。

ただ、それを何度も経験してわかるというのは愚直でしかありません。少しの経験や学びで大体のことはわかる、予測がつくという「一を聞いて十を知る」的であれば、今度こそ別れない、そして復縁も実現できるのではないでしょうか？