距離をおきたいと言われた相手と復縁する方法とは？3ステップで実現！

「少し距離をおきたい」

配偶者や恋人などの愛する人からそういわれて、冷静でいられる人はおそらくいないのではないでしょうか。

自分のなにがいけなかったのか、飽きられてしまったのか、もしかしたら、ほかに気になる異性ができたのでは…？答えが出ないまま、泣く泣く相手との連絡を断つ。そんな人が大半であることでしょう。

そこで今回は、距離をおきたいといわれた相手と復縁する方法を3つのステップにわけてご紹介していきます。ぜひ参考にしてみてくださいね。

「距離をおきたい」という言葉に秘められた本当の意味

「距離をおきたい」と愛する人にいわれたあなたが復縁したいと行動を起こすとき、まずはじめに考えておきたいのが「距離をおきたい」という言葉に秘められた本当の意味です。

愛する人から「距離をおきたい」と告げられた場合、「別れたくない」という心理が無意識のうちにはたらいて、“しばらく時間をおいてまたやり直そう”という、どちらかというとポジティブな意味に考えてしまいがち。けれども残念ながら、多くの場合、「距離をおきたい」という言葉がもつ意味は、限りなく「別れたい」に近いものなのです。

もちろん、中には本当に「しばらく距離をおいてから新たな気持ちでやり直したい」との考えから「距離をおきたい」という人もいることでしょう。とはいえ、それはごくごく一部の話。

“相手を嫌いになったわけではないので傷つけたくない”、“世間体が悪い”、“優柔不断で決断できない”、“悪者にはなりたくない”など、理由はさまざまながら、「本当はいま別れたいけれど、そうはいえない」というのが、「距離をおきたい」という言葉に秘められた本当の意味なのです。

以下、“相手が自分と別れたがっている”という事実をふまえた上で復縁を目指すための方法をお伝えしていきましょう。

ステップ①：距離をおかれてしまった原因を確かめる

“距離をおきたいといわれた相手と復縁する方法”第一のステップは、“距離をおかれてしまった原因を確かめる”というものです。

相手が自分と距離をおきたい、離れたいと思ったそもそも原因を割り出して解消することができなければ、たとえ復縁できたとしても再び同じことの繰り返しになってしまうのは日を見るよりも明らかです。

とはいえ、そう簡単に原因を特定できるのであれば、きっとこのような事態になる前に改善できていたことでしょう。自分の欠点や相手に不満を抱かせたふるまいについて、自分自身で特定するのはそう簡単なことではありません。

ここでは、そんな中でも原因を特定するヒントと、その対処法についてご紹介していきます。

相手が話した理由は本当の理由とは限らない

「距離をおかれてしまった原因を確かめるとはいっても、距離をおこうといわれたときに理由は説明されてるんだけど…」

中にはそんな人もいるのではないでしょうか。でも実は、それこそが落とし穴。というのも、相手から「距離をおこう」といわれた際に告げられた理由が“あなたから離れたい本当の理由”である可能性はかなり低いと考えられるからです。

そもそも、配偶者や恋人に「距離をおこう」と告げるのはかなり勇気が必要な行為です。相手がスムーズに納得してくれるとは限らないうえ、話し合い次第では修羅場になることも想定しなければなりません。それでもなお「距離をおこう」と口にするからには、相手は一刻も早くあなたから離れようとギリギリまで追い詰められた心理状態にあると考えられます。

そこまで自分の本心を隠し通してきた相手が、果たしていざ「距離をおこう」と口にする段階で本心を語るものでしょうか。本当の気持ちを打ち明けて修羅場を迎えるよりも、ここはとにかくあなたから離れることを優先して、あなたに納得してもらえそうな適当な理由を伝えてしまおう…そう考えたとしてもなんの不思議もありません。

相手の告げた“距離をおく理由”があなたにとって希望のもてる内容であるほどに、相手が本心を隠している可能性も高いといえるでしょう。

場合によっては正式な別れも視野にいれておく

あなたにとっては少々きびしい話となってしまいますが、“距離をおかれてしまった原因を確かめる”段階では、同時に“場合によっては正式な別れも視野にいれておく”必要があります。

ここまでお伝えしてきたとおり、「距離をおきたい」と告げられたあなたの現状は決して楽観視できるものではありません。あえて最悪のパターンを想定するのなら、相手はすでにあなたとの別れを決断し、時間稼ぎをしている状態である可能性もじゅうぶん考えられるのです。

復縁を目指すうえで、この“最終的には別れを迎えることになるかもしれない”という覚悟は常にもち続けておきましょう。この覚悟があることによって、復縁活動に全力を注ぐことができることはもちろん、万が一いつか本当に正式な別れを迎えることになったとしても、必要以上に痛みを感じることなく受け入れることができるはずだからです。

ステップ②：音信不通のリセット期間を作る

“距離をおきたいといわれた相手と復縁する方法”第二のステップは、“音信不通のリセット期間を作る”というものです。

この“音信不通のリセット期間”は、もちろんあなた自身が冷静さを取り戻すための時間でもありますが、それ以上に相手の心をむしばんでいるあなたに対する悪感情をリセットさせるために必要なものです。

「距離をおきたい」と告げた時点で、相手の中であなたは一刻も早く離れたい相手となってしまっていることは紛れもない事実です。この極めてマイナスの状態からあなたと復縁したいと考えるまでに大きく相手の気持ちを動かそうとするのなら、まずは現状のマイナスからゼロ地点まで戻すことを目標とする必要があるのです。

以下、そんな“音信不通のリセット期間”をじょうずに乗り越えるコツをお伝えしていきましょう。

相手の気持ちを取り戻すための期間と割り切る

「距離をおきたい」といわれたまま愛する人と音信不通になってしまう…これは、待っているがわの立場からすると、いても立ってもいられないほどの不安でいっぱいの耐えがたいものであることでしょう。

そんな“音信不通のリセット期間をじょうずに乗り越える”ための最大のコツは、なんといっても“相手の気持ちを取り戻すための期間と割り切る”ことです。愛する人から「距離をおこう」といわれたことはたしかに悲しいことではありますが、逆に考えれば、“ここで距離をおくことで致命的な破局を免れることができた”ともいえるのです。

もしも、今回距離をおくことなくある日突然別れを告げられていたとしたら…そう考えると、このリセット期間はむしろチャンスだととらえることができるのではないでしょうか。

連絡したい気持ちをどれだけ抑えられるかが勝負

“音信不通のリセット期間をじょうずに乗り越える”うえで、最大の敵はあなた自身の“相手に会いたい、連絡がとりたい”という思いです。

ここでそんな欲求に負けて相手に会おうとしたり、連絡をとってしまったが最後、相手のあなたに対する悪感情がリセットされる機会は失われ、相手の心は正式な別れへと一直線に突き進んでいくことになるでしょう。

この時期、あなたが向き合うべき相手はあくまでもあなた自身。いまはまだ、愛する人の心を動かすための行動を起こすタイミングではありません。

ここでどれだけ自分の欲求を抑え込み、あとからあとから湧き上がる不安に打ち勝つことができるのか…それがあなたの復縁を叶えるための大切な要素となるでしょう。

ステップ③：復縁したい気持ちを相手に伝える

“距離をおかれてしまった原因を確かめる”、“音信不通のリセット期間を作る”という段階をクリアしたら、ついに最終段階です。“距離をおきたいといわれた相手と復縁する方法”第三のステップは、“復縁したい気持ちを相手に伝える”というもの。いよいよ行動を起こすタイミングです。

とはいえ、やみくもに「復縁したい」と訴えてみても、あなたの望みが叶えられる可能性は決して高いものではありません。ここでは、復縁の可能性を最大限まで高めるためのあなたの思いの伝え方をご紹介していきます。

連絡をしたときの手応え次第では時期を先送りに

“復縁したい気持ちを相手に伝える”ために、まずは相手に連絡をとりましょう。ただし、ここでは同時に相手のどんなささいな反応も見逃さない繊細な観察力と冷静さが必要です。

というのも、この段階で、相手のあなたに対する悪感情が確実にリセットされているという保証はどこにもありません。久しぶりに相手と連絡がとれたうれしさが暴走してしまい、相手の反応に対する違和感を見落としてしまうと、ここまでのあなたの努力がすべて水の泡となってしまう可能性が高いのです。

久しぶりに連絡をとった段階で、相手の反応に少しでもネガティブなものを感じたら、今はまだあなたの気持ちを伝えるタイミングではないと認めて潔く撤退しましょう。ここであきらめる必要はありません。もうしばらく時間をおいてから、再びチャレンジすればいいのです。

まっすぐさと毅然とした態度が復縁の鍵

久しぶりに連絡をした相手の反応が良かったり、特別な違和感を感じることがなかったのならば、実際に会う約束をとりつけて直接「復縁したい」というあなたの思いを伝えましょう。

ここでのポイントは、なんといっても“まっすぐさと毅然とした態度”。復縁したいという思いを「察してください」とばかりに遠まわしに伝えようとしたり、弱々しい態度で同情を誘おうとするようなマネは百害あって一利なしと心得ましょう。

なんといっても、相手はかつてあなたに「距離をおこう」と告げた人物です。たとえこの段階であなたへの悪感情がすっかりリセットされていたとしても、あなたのふるまいを「面倒臭い」と感じたが最後、再び「距離をおこう」と告げたときの心境に逆戻りしてしまうことでしょう。

復縁の要求は、あくまでも“まっすぐに毅然と”が基本。「復縁できなかったとしても平気」くらいの余裕をもった態度を見せることができればベストといえるでしょう。

まとめ

いかがでしたか？

今回は、【 距離をおきたいと言われた相手と復縁する方法】をテーマに、“「距離をおきたい」という言葉に秘められた本当の意味”をはじめ、復縁に向けた具体的な行動を三つのステップにわけて詳しくご紹介してきました。

愛する人から「距離をおきたい」といわれたとき、どうにかして相手の心を取り戻そうとやみくもに行動してしまう人は多いもの。けれども残念ながら、その結果として迎える結末というのはほとんどの場合“正式な別れ”です。

今回ご紹介した3ステップは、相手の心情をふまえた上で、着実に復縁を叶えるための実践的な手段です。ぜひ今回の記事を参考に、「距離をおきたい」といわれた愛する人の心を取り戻し、ふたりの幸せな未来を築きあげていってくださいね。